パナソニックのビストロオーブンを購入検討中の方や、既にお持ちの方が気になっている上段と下段の問題。
最適な調理方法を知りたいというニーズがありますよね。
本記事では、ビストロオーブンの上段と下段の違いや使い方、予熱方法、そして合わせ技レシピについて詳しく解説します。
ビストロオーブンを使う際、特に「一段はどこなの?」「2段はどこ?」、さらには使い方は?といった疑問を持つ方は多いでしょう。また、2段同時調理できるのか?という質問に対する答えや、「ビストロは予熱なしで調理できる?」といった機能面での疑問もあります。
さらに、予熱の仕方や予熱時間、合わせ技レシピについても調べてみました。
ビストロオーブンを最大限に活用する方法をお伝えします。
最後に、ビストロオーブンの値段についても記載していますのでチェックしてみてください。
パナソニックビストロの上段と下段の違い
- ビストロオーブンの上段と下段の使い分け方
- ビストロオーブンでの一段と2段の使用方法とその利点
- 予熱なしで調理できるビストロオーブンの特徴と使い方
- ビストロオーブンの価格帯とその多機能性
ビストロオーブンの一段はどこ?
ビストロオーブンで「一段」と指定されている場合、基本的には「下段」を指します。
下段は熱源から遠く、天井までのスペースがあるため、食材にじっくりと均一に熱が伝わります。
これにより、スポンジケーキやシュークリームなどのデリケートな焼き菓子を焦がさずにふっくらと仕上げることができます。
下段を使用する理由は、食材が均一に焼けることにあります。
上段に比べて熱が直接当たらないため、焼きムラが少なく、食材全体に均等に熱が行き渡ります。
また、天井までのスペースが広いため、高さのある料理や膨らむパンなどにも適しています。
具体的な使用例として、スポンジケーキやマフィン、シュークリームなどが挙げられます。
これらの食材は、低温でじっくりと焼き上げることで、内部までしっかりと火が通り、ふんわりとした仕上がりになります。
また、ローストチキンのような大きな肉料理も、下段でじっくりと火を通した後、上段で表面に焼き目をつけるといった使い方が効果的です。
ビストロオーブンの2段はどこ?
ビストロオーブンで「2段」と指定されている場合、上段と下段の両方を活用して調理を行います。
この方法は、一度に大量の食材を効率よく調理する際に非常に便利です。
特に、クッキーや小さなパンなど、同じ温度で均一に焼き上げる必要がある食品に適しています。
2段使用の利点は、オーブンの全スペースを有効活用できることです。
しかし、熱の循環を均一にするため、調理中に上下段を入れ替える必要があります。これは、焼きムラを防ぎ、すべての食材を均等に焼き上げるための重要なステップです。
具体的には、例えばクッキーを焼く場合、最初の10分間は上下段に均等に配置し、残り3分で天板を入れ替えると良いでしょう。この方法で焼きムラを防ぎ、全体を均一に焼き上げることができます。また、パンやケーキなどを2段で同時に焼くことで、時間を大幅に短縮できます。
ビストロオーブンは、予熱なしでの調理や高性能なスチーム機能など、多くの便利な機能を備えているため、日々の料理がより簡単で楽しいものになるでしょう。このように、上段と下段を適切に使い分けることで、様々な料理やお菓子作りに対応できます。
ビストロのオーブンは2段同時調理できる?
ビストロのオーブンは2段同時調理が可能です。
この機能により、一度に多くの食材を調理できるため、時間の節約や効率的な料理が実現します。
まず、ビストロオーブンの特徴として、熱風を循環させるコンベクション機能があります。
この機能により、上下段に置いた食材に均一に熱が伝わり、焼きムラが少なくなります。
特に、クッキーやパンなどの焼き菓子を同時に多量に作る際に便利です 。
具体的な例として、ビストロの最新モデルNE-UBS10Cでは、2段での調理が公式にサポートされています。
上下段に天板を配置し、両方の天板に食材を並べることで、一度に大量の料理を効率よく焼き上げることができます。これにより、家庭でのパーティーや多人数の食事準備も簡単に行えますよ。
ただし、2段同時調理を行う際には、上下段の天板を途中で入れ替えるといいでしょう。
これは、オーブン内部の熱循環により、上段と下段で若干の焼きムラが生じる可能性があるためです。
定期的に天板を入れ替えることで、全体が均一に焼き上がります。
具体的な方法を説明しますね!
ビストロオーブンで2段を使う方法
ビストロオーブンの2段使用方法は、以下の手順で行います。
正しく使うことで、焼きムラを防ぎ、効率的に調理が可能です。
- 予熱を行う:ビストロオーブンを使う際は、まず予熱を行います。予熱はオーブン内の温度を均一にするために重要です。例えば、クッキーを焼く場合、180℃に予熱します。
- 天板の配置:予熱が完了したら、上段と下段に天板を配置します。食材を均等に並べることで、焼きムラを防ぎます。クッキーやパンなど、小さな食品を焼く場合に特に有効です。
- 途中で天板を入れ替える:調理中に天板を上下入れ替えることで、均一に焼き上がります。これは、オーブン内の熱が完全に均一にはならないためで、入れ替えを行うことで全体が均一に焼き上がります。
- 適切な焼き時間を設定する:2段で調理する場合、焼き時間は通常よりも少し長めに設定することが推奨されます。例えば、クッキーの場合、通常の焼き時間に加えて数分延長することで、上下段ともにしっかりと焼き上がります。
- 焼き加減の確認:最後に、焼き上がりの確認を行います。上段と下段で焼き加減が異なる場合は、再度天板を入れ替え、追加で数分焼くと良いでしょう。
このように、ビストロオーブンを2段で使用する際には、いくつかのポイントを押さえることで、効率的に美味しい料理が作れます。
パナソニックのビストロにある上段と下段の使い方
ビストロは予熱なしで調理できる?
ビストロは予熱なしで調理できます。
特に「ヒートグリル皿」を使用することで、予熱なしでも手早く調理が可能です。
この機能は忙しいときや時間を短縮したいときに非常に便利です。
パナソニックのビストロシリーズには、独自の「ヒートグリル皿」が搭載されていて、マイクロ波を吸収して発熱するフェライトが内蔵されていて食材を直接加熱します。これにより、予熱の時間を省きながらも高火力で均一に調理することができます。
具体的な例として、冷凍餃子や焼きうどんの調理があります。
これらはヒートグリル皿に並べるだけで、予熱なしで一気に高火力で焼き上げることができます。
また、両面をこんがりと焼き上げるため、裏返す必要がないところがベリーグッドな点です。
ただし、すべての調理において予熱なしが適しているわけではありません。
パンやケーキなどの焼き菓子は、予熱を行うことで均一に膨らみ、焼き上がりが良くなるため、これらの調理には予熱が推奨されます
ビストロで予熱する方法
ビストロオーブンの予熱の仕方は以下の手順で行います。
予熱を正しく行うことで、料理の仕上がりが大きく向上します。
- オーブンの設定:まず、オーブンの温度設定を行います。レシピに記載されている温度に設定しましょう。
例えば、180℃に設定する場合、ビストロの操作パネルから「オーブンモード」を選択し、180℃に設定します。 - 予熱ボタンの押下:ビストロには「予熱」ボタンがあります。このボタンを押すことで、オーブン内の温度を設定温度に上げる準備が始まります。予熱が完了すると、オーブンが音で知らせてくれます 。
- 予熱完了の確認:予熱が完了すると、オーブンから音が鳴り、表示パネルにも完了のサインが表示されます。この段階でオーブン内の温度が設定温度に達しているため、食材を入れる準備が整っています。
- 食材の投入:予熱完了後、オーブンを開けて食材を入れます。ここで注意する点は、オーブン内の温度を下げないように、迅速に食材を配置することです。特にパンやケーキなどの焼き菓子は、温度が重要なため、手早く行うことがポイントです。
このように、ビストロオーブンの予熱を適切に行うことで、焼きムラを防ぎ、料理の仕上がりを向上させることができます。予熱を省略できる調理方法もありますが、特定の料理には予熱が不可欠ですので、レシピに応じて使い分けることが重要です。
ビストロオーブンは高い?
ビストロオーブンは高機能なため、価格も比較的高めです。
最新モデルの価格は5万円から15万円程度と幅がありますね。
モデルや機能によって異なります。
具体的には、2024年の最新モデルNE-UBS10Cは約157,684円、NE-BS9Cは約119,650円、NE-BS8Cは約124,800円で販売されています。一方で、旧モデルの価格はNE-BS9Aが91,700円、NE-BS8Aが約63,000円と、新モデルに比べて安価です。
ひとつ前のモデルを選ぶとお得かもしれません。
ビストロオーブンの高価格は、その多機能性と高性能がゆえです。
例えば、予熱なしで調理が可能な「ヒートグリル皿」や、スチーム機能を使った蒸し調理、発酵機能など、多様な調理方法が一台で可能です。また、デジタル操作パネルや自動クリーン機能など、使いやすさとお手入れのしやすさも魅力です。
何を作りたいのか、お手入れの簡単さはどうなのか等、こだわり条件で選ぶと良いでしょう。
ビストロの合わせ技レシピを楽しもう!
ビストロオーブンでは、「合わせ技レシピ」を活用することで、より効率的に調理ができます。
この機能は、異なる調理方法を組み合わせて、一度に複数の料理を作ることを可能にします。
例えば、グリル機能とスチーム機能を組み合わせることで、肉料理の外側をカリッと焼きながら、内部をしっとりと保つことができます。具体的には、ヒートグリル皿を使用して、ステーキやハンバーグを外側は香ばしく、内部はジューシーに焼き上げることができます。
この際、スチーム機能を加えることで、食材の水分を保ちつつ、よりふっくらとした仕上がりになります。
また、「ワンボウルメニュー」と呼ばれる機能では、一つのボウルに材料をすべて入れて調理が可能です。
これにより、複数の料理を同時に作ることができ、調理時間の短縮や洗い物の減少にもつながります。
例えば、野菜と肉を一緒にボウルに入れて加熱することで、一度にメインと副菜が完成です!
さらに、ビストロの「2段調理」機能を活用すると、クッキーやパンなどを一度に大量に焼き上げることができます。
2段同時に使用することで、時間を大幅に短縮し、焼きムラを防ぐために途中で天板を入れ替えるといった工夫も可能です。
このように、ビストロオーブンの合わせ技レシピを活用することで、効率的に美味しい料理を作ることができます。
高機能なビストロオーブンならではの便利な機能をフル活用して、様々な料理を楽しんでみてください。
総括:パナソニックビストロ~上段と下段の使い方等まとめ
- ビストロオーブンの一段は基本的に下段を指す
- 下段は熱源から遠いため、食材に均一に熱が伝わる
- スポンジケーキやシュークリームなどの焼き菓子は下段が適している
- 下段は高さのある料理や膨らむパンにも適している
- 上段は熱源が近く、短時間で高温で焼き上げる料理に適している
- グラタンやピザなどの料理は上段を使用すると良い
- ビストロオーブンは2段同時調理が可能
- 2段使用時は途中で天板を入れ替えることで焼きムラを防げる
- ビストロオーブンにはコンベクション機能があり、熱風を循環させる
- クッキーやパンなどは2段同時調理で効率的に焼ける
- ビストロは予熱なしで調理可能な機能も備えている
- ヒートグリル皿を使うことで予熱なしでも高火力調理が可能
- 予熱が必要な料理には予熱ボタンを使って設定温度にする
- ビストロオーブンは5万円から15万円程度の価格帯
- 最新モデルの価格は高めだが多機能性が理由
- 合わせ技レシピで異なる調理方法を組み合わせて効率的に調理可能